Raspberry PiでArduinoをI2C経由でコントロール(python使用)

2017/12/13
23:57

Raspberry PiでArduinoをI2C経由でコントロール(python使用)

こんにちはRoboTakaoです。ようこそ「極力ローコストロボット製作ブログ」にお越しくださいました。

前回はRaspberry PiとArduinoをI2Cでとりあえずつないでみて、Raspberry Pi側のpythonのライブライリーをインストールしたりしてみました。
前回の記事はこちらを参照してください。

今回はI2C経由でRaspberry PiとArduinoをつないだ上で、ブレッドボード上のスイッチを押したらRaspberry Pi側からArduinoにスイッチオンの情報をI2Cで送信して、その情報をもとにArduinoはオンボードのLEDを点灯させるようにしてみます。

わかりやすいようにスイッチを押したらRaspberry Pi側でもLEDを点灯するようにします。Raspberry Pi側はpythonでコードを書きます。

結線図
まずは結線は下のようにしました。
ArduinoはNanoです。

コード
Raspberry Pi側のpythonコード


import smbus
import RPi.GPIO as GPIO
import time

bus = smbus.SMBus(1)
GPIO.setmode(GPIO.BCM)

GPIO.setup(4, GPIO.OUT) #GPIO4
GPIO.setup(25, GPIO.IN) #GPIO25

while True:
    command = GPIO.input(25)
    GPIO.output(4, command)
    
    if command == True:
        bus.write_byte(0x04, ord('1'))
        
    if command == False:
        bus.write_byte(0x04, ord('0'))
        
    time.sleep(0.1)
    
GPIO.cleanup()

Arduino側のスケッチ


#include 

void setup(){
  pinMode(13, OUTPUT);

  Wire.begin(4); // join i2c bus with address #4
  Wire.onReceive(requestEvent); // register event
}

void loop(){
}

void requestEvent(){
 char ch = Wire.read();
 if (ch == '1'){
  digitalWrite(13, true);   
 }
  if (ch == '0'){
  digitalWrite(13, false);   
 }
}