Raspberry Pi Zero WでVNC(tightvncserver)
- 2018/01/12
- 00:18
Raspberry Pi Zero WでVNC(tightvncserver)
RoboTakaoです。ようこそ「極力ローコスト ロボット製作 ブログ」にお越しくださいました。
以前、Raspberry Pi Zero をMacからMicrosoftのリモートデスクトッププロトコルを使って接続をすることを説明しました。(RDPを使用)
以前の記事はこちらを参照してください。
しかしながら、キーボードのマッピングの設定はやったのですが“|”、“_”がどうしても出せませんでした。とことんRDPで解決すべきかもしれませんが、解決策の方向性を変えて、VNCを試してみたいと思います。よくよく考えると最初からそうすべきだったかもしれません。
VNCとはVirtual Network Computingの略でリモートデスクトップの一種です。
tightvncserver
Radpberry Piで利用できるVNCの主流の一つにtightvncserverがあります。
私の場合、RDPを入れた時に不具合解消にすでに入れていました。
tightvncserverのインストール
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install tightvncserver
tightvncserverの起動
pi@raspberrypi:~ $ vncserver :1 -geometry 1024x768 -depth 24
画面を1024x768で開くオプションをつけています。
初めて起動するときはパスワードの設定を聞かれます。
You will require a password to access your desktops.
Password:
Warning: password truncated to the length of 8.
Verify:
Would you like to enter a view-only password (y/n)? y
Password:
Warning: password truncated to the length of 8.
Verify:
New 'X' desktop is raspberrypi:1
Creating default startup script /home/pi/.vnc/xstartup
Starting applications specified in /home/pi/.vnc/xstartup
Log file is /home/pi/.vnc/raspberrypi:1.log
これで起動完了。
Mac側からのアクセス
Raspberry Piのアドレスにポートの5901を追加して接続します。
移動→サーバーへ接続

vnc://アドレス:5901
さっき設定したパスワードを入れれば接続できます。

これで “|”と”_”を打ち込めることを確認して目的達成しました。
とここまでtightvncserverの話を書きましたが、よくよく調べていると最新のRaspbian Jessie では標準でRealVNCというのが使用可能で自動起動まで一発で設定できるようです。RealVNCは次回説明したいと思います。
それでは今回はこの辺で失礼します!ありがとうございました。
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