Raspberry Pi Zero WでVNC(RealVNC)
- 2018/01/13
- 11:28
Raspberry Pi Zero WでVNC(RealVNC)

RoboTakaoです。ようこそ「極力ローコスト ロボット製作 ブログ」にお越しくださいました。
前回はtightvncserverを使ってVNC接続しましたが、よくよく調べていると最新のRaspbian Jessie では標準でRealVNCを使用可能で自動起動まで一発で設定できるようです。
以前の記事はこちらを参照してください。
RealVNCの設定
設定には2種類の方法があるようです。
1デスクトップで設定
Raspberry Piの設定→インターフェースを開きます。
ここでVNCを有効にする。

がしかし、私の場合、なぜかVNCの項目がグレーアウトしていて有効にできませんでした。
2 raspi-configで設定
ターミナルでraspi-configを起動
pi@raspberrypi:~ $ sudo raspi-config
5 Interfacing Options を選択

P3 VNC を選択

Would you like the VNC Server to be rnabled? と聞かれるので はい

とまっていると、どうやらapt-get installしているよう。
終わるがどうもうまくいってないようだ
The VNC Server is enabled 了解

とするがうまく動かない
結局のところapt-get installしているようなのでupdateしてもう一回やったらうまくいきました。
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get update
つまり以下でやっているのと同じと思います。
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get update
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install realvnc-vnc-server
解像度の設定
raspi-configで
7 Advanced Options を選択

A5 Resolution を選択

例えば
DMT Mode 16 1024x768 60Hz 4:3 など設定したい解像度を選択して了解

これでRaspberry Piを再起動すればOK
Raspberry Pi Zero Wでディスプレイやキーボードを接続しないでリモートで設定するならraspi-configの方がいいでしょうね
Mac側
まずはクライアントソフトのVNC Viewerをダウンロードします。
https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer/

Macの場合はディスクイメージがダウンロードされます。
VNC Viewer を Applocationsにドラック&ドラップしてインストール

VNC Viewerを起動
Raspberry PiのIPアドレスを入れて実行

ユーザー名とパスワード (変更していなければpiとraspberry)

これで無事に起動できました。

一応元々の目的だった”|”と”_”が入力できるか確認できて一件落着。
ただし、Microsoft Remote Desktopで接続しようと思うとエラーで止まるようになりました。おそらくこのエラーを回避するためのtightvncserverが
削除か設定変更されたためと推察されます。(確かめてないですが)

RDPの設定については以前の記事を参考にしてください。
私の場合、Microsoft Remote Desktopだと”|”と”_”が打てなくて困っていたので完全にVNCに移行するので別に問題になりません。
両方動かしたい人はtightvncserverを使うのが良いかと思います。
それでは今回はこの辺で失礼します!ありがとうございました。
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