Arduino Nanoでスケッチ書き込み時にエラー発生した時の対処
- 2018/10/08
- 22:26
Arduino Nanoでスケッチ書き込み時にエラー発生した時の対処
こんにちはRoboTakaoです。
Arduino Nanoにスケッチを書き込もうとしたら以下のようなエラーが出てうまくいかなくなりました。M5Stackのライブラリーを入れた後だったのでその影響かと思いましたがライブラリーを入れていない別のMacBookでも同様に上手くいきません。以前はちゃんとできていました。

Avrdute: stk500_recv(): programmer is not responding
Avedude: stk500_getsync() attempt 1of 10: not in sync: resp=0x00
結局非常にシンプルな解決方法でうまくいきましたので共有しておこうと思います。
一般的な注意事項
1) ケーブルの不良 (断線、相性)
2) ボード、プロセッサ、シリアルポートが合っているか
ここでケーブルを疑い新しいものを準備しましたが上手くいかず
当然、ボードもArduino Nanoで問題なし、プロセッサもATmega328Pで問題ない。シリアルポートもちゃんと認識されているものを選択。
Arduino Nanoの場合FTDIのドライバを入れる必要があるので再インストール
必要な設定(こちらの過去の投稿を参照してください)
これでも上手くいかず。
Arduino UNOで試すと問題なし。
途方に暮れながら、試行錯誤してネットを徘徊しているとスイッチサイエンスのサイトに重要な記述がありました。
https://www.switch-science.com/catalog/2554/
どうやら2018年1月以降に製造されたArduino Nanoは新しいブートローダが搭載されており、プロセッサを下記のように選ぶ必要があるとのこと
2018年1月以降 ATmega328P
2018年1月以前 ATmega328P (Old BootRoader)

私のArduino Nanoは2018年1月以前なので古いブートローダを選ぶ必要がありました。
切り替えてみたら、あっさり書き込めました。
どうもM5Stackのライブラリーを入れた時にArduino IDEを最新にしたので、このよう問題になったようです。
みなさんも気を付けて下さい。
それではこの辺で失礼します。
ありがとうございました。
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