M5cameraをmacOS Catalinaで使う
- 2020/07/24
- 11:42
M5cameraをmacOS Catalinaで使う
こんにちはRoboTakaoです。
前回、M5cameraを出荷時に書き込まれているフォームウェアでSoftAPモードのテストをしました。
今回はArduinoIDEでスケッチ例からスケッチを書き込んでSTAモードでテストします。

これまでにM5StackにArduino IDEからスケッチを書き込んで来る前提で書きます。
ボードの選択
まずはArduno IDEでボードの選択をします
ESP32 Wrover Moduleを選びます

Partition Scheme: はHuge APP(3MB No OTA)に設定(大きなスケッチも書き込めるようにする)

その他の設定は下記

Arduino IDE 1.9 betaを使う
ここで後述するスケッチを書き込もうとしたのですが、macOS catalina の場合書き込みで失敗しました。
serial.serialutil.SerialException: [Errno 16] could not open port /dev/cu.usbserial-01D29155: [Errno 16] Resource busy: '/dev/cu.usbserial-01D29155'
Failed to execute script esptool
以前、macOS catalinaでM5StickCで書き込み失敗してM5StickCのフォームウェアを更新しましたが
今回はArduno IDE 1.9のbeta版を使うことにします。

シリアルポートの選択
シリアルポートは /dev/cu.SLAB_USBtoUART を選択

サンプルスケッチを試す
スケッチ例 -> ESP32 -> Camera -> CameraWebServer

以下の変更が必要
camera_pins.h で
#elif defined(CAMERA_MODEL_M5STACK_PSRAM)
の中で以下を書き換え
#define SIOD_GPIO_NUM 22 //25から変更
#define VSYNC_GPIO_NUM 25 //22から変更
CameraWebServer.ino で
//#define CAMERA_MODEL_WROVER_KIT コメントアウト
#define CAMERA_MODEL_M5STACK_PSRAM //コメントアウトを外す
const char* ssid = "*********"; //自分の環境のWiFiのsaid
const char* password = "*********"; //自分の環境のWiFiのパスワード
これで、このスケッチを書き込み
シリアルモニタでIPアドレスを確認
書き込みが完了して、M5cameraをリセットしてシリアルモニタで確認すると
接続先のIPアドレスがわかる

ブラウザで確認
私の環境では以下にブラウザから接続
http://192.168.10.13

無事にカメラ画像が出ました。
各種設定もできるようです。
iPhoneから接続するとことような感じです。

設定画面でなく、ストリーミング動画だけを出したい時はポート合わせて指定します。
http://192.168.10.13:81
超簡単です
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