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Arduinoで5V出力 昇圧DC/DCコンバータXCL101C501BR-Gを使う その①

Arduinoで5V出力 昇圧DC/DCコンバータXCL101C501BR-Gを使う その①



こんにちはRoboTakaoです。ようこそ「極力ローコスト ロボット製作 ブログ」にお越しくださいました。

今回は昇圧タイプのDCDCコンバータを紹介します。

以前にも触れたことがあるのですが、これまでの私の作った簡単二足歩行ロボットはサーボ用にはニッケル水素電池4個=4.8VとArduinoには9Vの電池を別に使っていました。

これはサーボ用の電池はモータの負荷で大きく電圧が変動してしまうため仮にこの電池をもとにArduino用の電源を作っても電圧低下した時にArduinoが正常に動作しなくなることを避けるためでした。

例えばサーボ4個で使用した場合1〜1.5V程度は電圧降下しています。



しかしながらやはり9V電池もまあまあ大きいですし、サーボ用のニッケル水素電池からArduino用の電源を作れればコンパクトにすることができます。

そこで今回はDC/DCコンバータを使ってサーボ用の電池からArduino用の安定した5Vを確保しようと考えました。

ここで探し出したのが秋月電気通商の5V出力コイル一体型昇圧DC/DCコンバータXCL101C501BR-Gです。

XCL101C501BR-G_01.jpg

秋月電気通商の取扱説明書。
http://akizukidenshi.com/download/ds/akizuki/AE-XCL101C501BR-G.pdf

主要なスペック
 ・入力電圧範囲が0.9V~5Vで、電池でのご使用が可能て。
 ・コイルと制御ICを一体化した PFM 制御超小型昇圧
  DC/DCコンバータを6ピンDIP化。
 ・動作に必要な入力コンデンサ(CIN)・負荷コンデンサ(CL)は基板上に実装。
 ・CE(チップイネーブル)端子で「昇圧/入出力導通(スルーモード)」の
  コントロールが可能。
 ・5V出力
 ・低消費電流
 ・高効率:85%以上(入力3.0V 出力5V100mAのとき)

結線
下記のように接続すれば5Vを生成できます。

XCL101C501BR-G_05.jpg

動作テスト
 その1
まずはニッケル水素電池1個で試してみました。ニッケル水素電池は公称1.2Vです。このDC/DCコンバータを通して4.99V出力できていることがわかります。

XCL101C501BR-G_03.jpg

 その2
ニッケル水素電池2個つまり2.4Vでも4.98V出力できています。

XCL101C501BR-G_03.jpg

これなら最初に言っていた用途で使用できそうです。

次回は実際にArduinoに接続してサーボ用電源から安定した5Vを生成できるか試してみます。

それでは今回はこの辺で失礼します!ありがとうございました。

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